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2017年09月23日 (土) 内容

ヨコハマトリエンナーレの展示を見てきました

横浜在住21年目になる私ですが、今まで一度も見に行ったことのなかったヨコハマトリエンナーレ。
満を持して(?)見に行って参りました!

今回私が訪れたのは横浜美術館の展示。 美術館の外壁も一つの作品になっていて、いつもの横浜美術館とはちょっと異なる雰囲気になっています。
中に入るとすぐ目に飛び込んでくる巨大なオブジェは、力強い雰囲気を放っていて圧倒されました。
この先にたくさんの素晴らしい作品が展示されていたのですが、すべて書いてしまうとネタバレになってしまうので、ここからは私が展示全体を見て感じたことを述べたいと思います。
 
今回のトリエンナーレのタイトルは、「島と星座とガラパゴス」。
展示を見る前はなんだか神秘的な響きを持つタイトルだなあ、くらいにしか思わなかったこのことばですが、展示を見た今、それが何を言いたかったのかがすっと腑に落ちるような、そんなタイトルだと感じました。

一人の作家さんの作品が集まって作られる「島」、そしてそこを巡る私たちの軌跡や、作品を見て、それらを繋げて意味を持たすことが「星座」。
そうやって作品を見ていくことによって、無意識に「ガラパゴス」になってしまった私たち自身の世界をもう一度開いていく、無意識に「ガラパゴス」になってしまったことに気づかされる、そういう展示なのかなと思いました。
そうやって考えるとこの展示会を横浜でやる意味も見えてきて、なるほどつながるなあと思いました。
展示の中には私にはまだ理解できないようなものもたくさんあって、それらが分からないことがとっても悔しかったし、私もやっぱりガラパゴスなんだと思い知らされました。

長々と書いてきてしまいましたが、全体的にキャッチ―な作品も多く、写真撮影もできるので今流行りのインスタ映えもする楽しい展示会でした!
三年に一度の特別な展示会、皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ヨコハマトリエンナーレ2017

まる

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