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2014年03月05日 (水) 内容

桃の花

皆様こんにちは。
インフルエンザの季節も過ぎ、気温が高い日も徐々に増え、すこしづつ春の訪れを肌で感じられるようになりました。
春といえばやはり、「桜」ですかね…。

しかし、そのほかにも春のイベントはいろいろ。
七草粥も広い意味では早春のイベントでしょうし、節分などもあります。
3月はやはり「雛祭り」桃の節句です。(五人囃子の笛太鼓~♪)
その起源は判明しておらず、平安時代にはすでに貴族の子女の遊びごととしてその原型に近いことが行われていたようです。

春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道にいで立つ乙女
(大伴家持)

大変有名なこの歌。
直接、ひな祭りには関係ありませんが「桃」でつなげてみました。
さわやかな春の様子よりももう少し、色彩の濃い、濃厚な香りを私は感じています。

 

万葉の歌人も歌に詠んだ桃の花。
時代は違えど、自然はほぼ形を変えていないはず。
家持になった気で自然を眺めれば、空想が広がって毎日が少し違った気分で過ごせるような気がします。

(桃太郎)

桃の花

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