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2012年12年21日 (金) 未分類
今度こそ・・・。竹富島の「種子取祭」

数日前に書いた通り、11月25・26日に竹富島の「種子取祭」を見に行ってまいりました!

 

「種子取祭」は、種を蒔き、豊作祈願をする祭りで、竹富島では旧暦の9月または10月の甲申の日から9日間、毎年開催されています。その7日目と8日目が奉納芸能の日にあたります。

 

午前9時半頃、世持御嶽の前の広場で待っていると・・・

 

 神司たちが入場してきます。それを出迎える庭の芸能の参加者たち。そして、巻踊りの後、庭の芸能が始まります。

 

 

 

庭の芸能の一つ「馬乗者(ンマヌシャ)」。沖縄本島の京太郎(チョンダラー)の影響を受けたものですね。

 

 

 

その後、会場を舞台に移し様々な芸能が奉納されます。

 

 

 八重山ではおなじみ「ミルク」。こちらでは行進はせず、舞台に登場。

 

 

 

様々な衣裳が美しい舞踊「ささら銭太鼓」

 

 

役者揃いで面白い「ペーク漫遊記」

 

  

不思議な動きの舞踊「サングルロ」など。2日間で60近くの演目が上演されます。

 

 

 

 印象的だったのが、基本的に舞台上手側にある御嶽に向かって演じられること。

 

あくまでも神に捧げる芸能であると言うことを意識させられました。

 

 

 

 

祭りには、こどもからお年寄りまで、また島の人たちは勿論、竹富島出身で現在は石垣島や沖縄本島などで生活する人々も多数帰島して芸能に参加しています。そして奉納芸能初日の夜に家々を廻り、歌い踊る「ユークイ」は観光客にも積極的に参加を呼び掛けています。

 

 

 

 

 

 色彩豊かで、洗練された印象を受ける「種子取祭」の芸能ですが、元々はもっと素朴なものだったとのこと。昭和51年の国立劇場への出演、また翌年には国の民俗無形文化財に指定を受けたことがきっかけで、芸能の保存と継承、演出・衣裳などへの意識が強まり現在の形になったそうです。現在では元々の農耕儀礼としての色合いは薄れてしまったのかもしれません。ただ、新しく作られた芸能を見ていると言う印象はなく、根底にある精神的な部分はしっかりと守りつつも、島の人々、出身者、観光客を結びつけ、後世に受け継がれる芸能へと良い意味で姿を変えている、そんな気がしました。

 来年は、2013年11月20・21日開催予定です。

 

そして、先日お知らせしたしました「万国津梁の音色―三線と三弦・三味線」は、23日(日)の那覇・県庁前の沖縄タイムス社新社屋内のタイムスホールにて開催。午後2時・6時開演です。ロビーにて、CD「日中を旅した楽器―三弦・三線・三味線」も販売します!

 

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