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2019年03月23日 (土) 未分類

沖縄からのインターンシップ

沖縄県立芸術大学からインターンシップで3月14日~3月19日までの6日間お世話になりました。沖縄との環境の違いで戸惑うことも多くありましたが、横浜能楽堂職員の皆様にご指導いただきながら、最後まで楽しく研修を行うことができました。ありがとうございます。

今回、私は3月17日に開催された『バリアフリー能』に一部、スタッフとして参加いたしました。

このインターンシップを通して私が感じた事をお伝えしたいと思います。もっとも印象に残っているのは、公演終了後に行われた意見交換会でした。

今回は視覚障がいの方が対象でした。

*視覚障がいの方対象 意見交換会案内の看板↑

多くの方が集まり、活発な意見交換が行われていました。その勢いに私が圧倒され、自分自身の思っている事をみんなの前で勇気をもって発言できることに尊敬の念を抱きました。(私自身がなかなかできないので。)

また、視覚障がいの方の中にも、全盲、弱視と人それぞれで、ただ単純に点字や触図があれば良いという訳ではないという事を今回の意見交換会で知ることができました。すべての方の意見を一度に反映することは難しいですが、少しずつ改善していきながら可能な限りバリアフリーな公演が行えるようにしていけたら良いなと感じました。

意見交換会の様子↑

私は沖縄県立芸術大学の音楽学部で民俗音楽(地域の伝統芸能など)について学びながら、アートマネジメントについても学んでいます。

多くの人に芸能を楽しんで頂けるようにするためには何を行うべきかと日々考えています。横浜と沖縄では、地域文化や環境が少し異なるかもしれませんが、このインターンシップで得た知識や経験は必ず私自身の糧になると思っています。

沖縄で「バリアフリー能」のような障がいのある方もない方も、多くの人が楽しく心地よく鑑賞できるような舞台を企画制作できるように頑張ります。6日間という短い期間でしたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。

〈南の島の住民〉

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