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2019年02月22日 (金) その他

「着付ワークショップ&狂言鑑賞会」を開催しました。

平成31年2月1日(金)、2月7日(木)、2月10日(日)に全3回の着付体験をして、最終回に狂言鑑賞を行いました。参加者は17名、講師はハクビ神奈川校にご協力いただきました。皆さま、お越しいただき本当にありがとうございました。3回の様子をご紹介します。

 

1回目:平成31年2月1日(金)

5つのグループに分かれて1回目がスタート。着物は初めての方、久しぶりの方、レンタル着物一式の方、30年前のお嫁入りの時に作ってもらった着物持参の方など、様々な方がいらっしゃいました。1グループ2~5名程度でしたので、それぞれに合ったペースで進みました。帯結びまで一気に進まずに、襦袢と着物の着付を数回繰り返すことで、皆さま少しづつ上達しているように感じました。最後には着物のたたみ方も教えていただいて1回目が終了。

 

2回目:平成3127()

開始前から既に襦袢に着替え始めている方もいるほど、やる気満々な空気でした。1回目に比べて襦袢と着物の着付がスムーズで、全てのグループが帯結びに入りました。皆さま帯締め・帯揚げまで進んで最終完成形が見えました。名古屋帯のお太鼓、袋帯をお持ちになった方袋帯には二重太鼓にチャレンジするなど、それぞれに先生方が対応してくださいました。

 

3回目:平成31210()

そしていよいよ最終回。襦袢と着物の着付は2回目よりさらにスムーズに進み、襟の抜き方や着丈の長さなど、美しさも前回より進化しているように見えました。一人で後ろで結ぶ帯結びはやはり大変で、汗かきながらの方もいらして・・・。「着付をやっていると運動になるから体操教室に行かなくていいですよ~」と先生がおっしゃっていました。そして、早く着付が終わったグループは着物についてのあれこれを先生に質問する光景も見られました。

 

予定通り午前中の着付を終了してお昼休み休憩へ。皆さま能楽堂内でゆっくりされている方が多かったようです。そして、着物で狂言鑑賞がスタート。

 

鑑賞終了後には、再び集合して本舞台を背景に思い思いに撮影会。3回の着付体験を一緒に過ごしたグループで撮影している方もいらっしゃいました。そして最後は全員でパチリ!

 

お世話になったハクビ神奈川校の着付の先生方です。さすがに立ち姿がスッとされています!

私自身着物が大好きなのですが、身近に着物を着ている人が少なく、あれこれ聞ける人も少ないため、先生方の一挙手一投足に見入ってしまい、あれこれ質問したり、着こなしのコツを盗もうとしていました。 着物、帯、小物などのコーディネートも皆さま素敵で、個人的に毎回楽しませていただきました。

 

アンケートの参加動機の自由コメントに「自宅で眠っている着物を生かしたかった。着物で出かけたいと思っていた。」という記載がありました。箪笥に納まったままの古い着物やしつけのついたままの着物をお持ちいただいた方が数人いらっしゃいました。さぞかし着物も喜んでいるだろうなあ・・・と思いました。また3回目に参加者様から「毎月第二日曜日を狂言鑑賞会の日にすれば着物が着られる。」という声がありました。ぜひ能楽堂を着物のお出かけ先の一つにしてくださいね!

 

参加者の皆さま、先生方、とても楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。また能楽堂にお越しくださいませ。お着物でぜひ~!

 

はぜの木

 

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