スタッフブログ

2019年11月09日 (土) 能楽関連

芸術監督が案内する横浜能楽堂見学と能楽のイロハを開催しました。

11月3日(日・祝)文化の日に「芸術監督が案内する横浜能楽堂見学と能楽のイロハ」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

まずは見所で芸術監督より、能楽が辿ってきた長~い歴史や能舞台の特徴についてお話しました。

 

 

休憩をはさんで2グループに分かれて、舞台裏や2階の展示廊を見学。舞台裏では鏡の間での揚幕体験や切戸口から鏡板を間近に見ていただきました。

 

 

展示廊では再び芸術監督より面と装束を中心にお話しました。女の面の中でも若い女性の小面の話や、皇室で代々育てられている蚕の品種「小石丸」と同じ品種の蚕の糸から織られた絹の話にとても興味をもっていただきました。

 

 

たくさんの皆さまにアンケートのご協力をいただきありがとうございました。今後の事業の参考にさせていだきます。自由意見を少し紹介します。

 

[70代男性]

・能の歴史がわかった(能の成り立ちなど)能の使われるいろいろな道具、衣装の芸術性

がわかった

[50代男性]

・楽屋や鏡の部屋を見たかったので満足。

・足利氏と能の関係性を初めて聞けて良かったです。ありがとうございました。

・とても良い企画だと思います。たくさんの発見がありました。

[50代女性]

・能に関する知識が増えたような気がします。お話興味深く聴くことができました。

・猿楽、田楽など何も分からず覚えていた言葉が分かり、むずかしいことを考えずに能を

楽しもうと思えた。

[40代男性]

・能楽の歴史や成り立ち、その背景など理解しやすい。話し口で大変好感が持てた。

[40代女性]

・ユーモアを折りこみながら興味がわくような具体例のある解説であった。間近で舞台や

装束の解説を聞きながら見学できたこと。皆スタッフの皆さん、能がお好きなんだなぁ

と感じられたこと。

[30代女性]

・バックヤードツアー楽しかった。横浜能楽堂の歴史興味深かったです。

 

案内するシリーズとしまして、年明けには「能楽師が案内する横浜能楽堂見学と能楽ワークショップ」を開催します。シテ方、狂言方、それぞれの視点でご案内します。

白足袋で本舞台も歩ける特別な体験付!只今絶賛受付中、この機会にぜひご参加くださいませ~。

http://ynt.yafjp.org/news/?p=760

 

はぜの木

2019年09月07日 (土) 日々の出来事

横浜能楽堂伝統文化一日体験オープンデーを開催しました。

8月16日(金)に伝統文化一日体験オープンデーを開催。鑑賞・体験・ものづくり・伝承あそびなど7つのプログラムを実施、横浜能楽堂として初めての試みでした。来館者人数約590名、プログラム参加延べ人数約910名と、とても多くの方にご来館・ご参加いただきありがとうございました。当日の様子などをご紹介します。

 

仕舞鑑賞

講師は山井綱雄先生(シテ方金春流)にお願いしました。2回で約300名程度のお客様に鑑賞していただきました。お話がとてもわかりやすく仕舞も大変好評でした。アンケートでは、一番良かったプログラムのNo.1でした!

 

箏曲体験

講師は橘学苑高等学校筝曲部の皆さまにお願いしました。夏休み返上で事前練習~当日運営まで部員さんが主体となり、がんばってくださいました。1回目と2回目は第二舞台からお客さまがあふれるほどの大盛況ぶりでした。

筝曲部の部員さんの感想を少し紹介しますね。

・普段演奏するときは、他の部や他の団体と一緒に参加することが多いので、お客様はいろいろな演奏を聴くことになるけれど、今回は私たちの演奏を聴いたりお箏を触れたりするためだけに会場にいらっしゃったお客様で、その分緊張したし、嬉しさもあった。

・もうきっと横浜能楽堂で演奏できることはないと思うので、貴重な体験になった。

 

小鼓体験

講師は岡本はる奈先生(小鼓方観世流)にお願いしました。日常生活では邦楽器に触れる機会がなかなか無いようで、想定をはるかに超える参加のご希望があり、大変な人気でした。研修室という小さなお部屋で実施しましたので、急遽整理券を配布し、見学スペースも一杯になりお断りすることもありました。体験できなかった皆さまには、この場を借りてお詫びさせていただきます。岡本先生は横浜能楽堂にて毎月お稽古のお教室も開催していらっしゃいます。

 

舞台とバックヤードツアー

1回目87名、2回目111名と多くの方にご参加いただきました。揚幕体験や普段見ることのない切戸口からの舞台の景色をお楽しみいただけましたでしょうか。整理券配布の際にお待たせしてしまったお客さまには申し訳ありませんでした。

 

けん玉・ベーゴマ・わらべうたと遊ぼう!

講師は神奈川県青少年センター指導者育成課と田村さん、下田さん、清水さん、その他ボランティアの皆さんにお願いしました。2階のラウンジという少し奥まったスペースでの実施ではありましたが、いつもお客さまのにぎわいがありました。いろいろな世代のお客さまが一緒に楽しむことのできるよい時間ではなかったかと思います。

 

和紙で作る風船ランプシェード

講師は神奈川県立青少年センター科学部にお願いしました。お子さまたちが夢中になって和紙を貼っている姿が印象的でした。お家で使っていただけてますでしょうか。ランプを点けた時に横浜能楽堂を思い出していただけたら幸いです。

 

一閑張りで作る渋うちわ

講師は一閑張り利庵の鏡原様にお願いしました。事前予約ではすぐに満席となり、欠席の連絡でお席が空くとまたすぐに満席になるという人気ぶりでした。幅広い世代の方にご参加いただたきました。思い思いの作品ができあがりとても満足していただけたようです。鏡原様は横浜能楽堂研修室にて毎月一閑張りのお教室を開催されています。

 

アンケートにご協力をいただきありがとうございました。プログラムを楽しんでいただけた方がいらっしゃる一方で、整理券配布や館内案内など、今回初めての開催のため運営面での不手際があり申し訳ございませんでした。どうかご容赦くださいませ。次回開催時の課題とさせていただきます。

主な自由意見をご紹介します。

[50代男性]

・山井先生のお話がとても上手で聞きやすく、仕舞もすばらしかったです。またバックヤードの見学も初めてで、とても興味深く見学することが出来ました。

[40代男性]

・運よく、箏・小鼓・ツアーの3つすべて体験出来ました。楽器にふれられる方がもう少し増えるといいなと思いました。

[80代女性]

・とてもいいこと。子供達への文化の伝承、知能ばかり優先されてる今、あそびながら頭からだ共に育つ、のびていくこと、すばらしい。これからもぜひ続けて頂きたい!!!

[50代女性]

・小鼓体験;整理券配布時間の記載をしてほしかった(体験希望で訪れたのに!)

・箏曲体験;高校生が率先してワークショップを行っているのが良い!演奏も素敵でした!

・滅多にできない経験で、とても面白かった。触れる機会をつくっていただいてありがとうございます。説明もとても分かりやすかったです。(小鼓体験)

 

講師をお引きうけくださいました、山井先生、橘学苑箏曲部の皆さま、岡本先生、青少年センター指導者育成課他の皆さま、青少年センター科学部の皆さま、鏡原様、その他関係者の皆さま、ご協力いただいきありがとうございました。そしてご来館いただきました皆さま、本当にありがとうございました。ぜひまた横浜能楽堂でお会いしましょう!

 

はぜの木

2019年09月07日 (土) 日々の出来事

浴衣ワークショップ&狂言鑑賞会を開催しました。

8月11日(日)午前中に浴衣ワークショップ、午後から狂言鑑賞会を開催しました。参加者は10名。ハクビ株式会社着付師が10名に4名もついてくださり、とってもプライベート感満載なワークショップになりました。当日の様子をご紹介します。

 

まずは3つのグループに分かれて持ち物を確認し、早速スタート。下着を着けてタオルで補正をして浴衣を着て帯を結ぶ、というプロセスです。浴衣を着て帯を結ぶプロセス部分は何度も繰り返して練習しました。

 

今回、ハクビさんと事前打合せをする中で、半幅の帯結びを3種類から選べるようにお願いしました。下の写真の左から「男結び(貝の口)」、「蝶結び」、「リボン返し」です。オーソドックスな結び方だけでなく変わり結びを入れていただくようにお願いしましたら、「リボン返し」ということになりました。

 

 

参加者の皆さまはご自分の浴衣や帯に合う帯結びを選んで何度もチャレンジしていました。「手結びはできあがった付け帯とはふっくらした感じが違う」、「同じリボン返しの結び方でも帯の色柄の出し方を変えると全く違って見える」、などの感想がありました。

私自身も、リボン返しは半幅帯の裏の出し方を変えることにより同じ帯を何通りにも変えられる結び方だと感じました。

 

参加者の帯結びを接写しました。一つとして同じ表情が無く、無限の多様性ですね~。

「男結び(貝の口」)

「蝶結び」

「リボン返し」

「リボン返し」

 

 

そして、お昼を食べて午後からは狂言鑑賞会として、「横浜狂言堂」公演へ。和泉流で「清水」、「悪太郎」を鑑賞しました。初めて鑑賞された方からは、「お話があったのでとてもわかりやすく内容がはいってきた」、という感想がありました。

 

最期に皆さまで集合写真をパチリ!

 

 

参加者の皆さま、ハクビの着付師の皆さま、ありがとうございました。今年の夏の素敵な浴衣の思い出にしていただけましたらとても幸いです。

 

はぜの木

2019年08月25日 (日) 日常

流れ去るものはやがて懐かしき

横浜能楽堂では2019年3月から8月18日まで、ギリシャからのインターン、フィリポス・モスハトスさんを受け入れ、主催公演開催時のパンフレット配布やブログ記事掲載等のお手伝いをしていただきました。これまで5回にわたり、フィリポスさんが来日以降に日本で観た演劇や、さまざまな文化について感じたこと、考えたことなどをこのブログで紹介してもらいました。今回はその6回目、フィリポスさんからの最後のメッセージです。
なお、文章については本人が書いたものをそのまま掲載しています。

 

 

この最後の文章は、前みたいにの文章ではありません。この文章は日本語で礼を言う文章です。心得から手紙みたいようです。まず、横浜能楽堂の館長と同僚に礼をいたいです、この素晴らしい機会を渡してくれたから。この人たちのためで、そんなに素晴らしいな能楽堂に努めていました、ギリシャ人なのに。大学卒業したきり別のの大陸すぐ飛んでたし,そして前手帳から勉強しただけ言語で話喋り始めた。さらに、他ののところへ働きましたけど、日本の「仕事文化」を始めて体験しました。

能楽堂に日常生活は面白かったでした。確かに第1な大変問題は言語のバリアーでした。今もこれを考えますけど、もしこれはなかったらもっともっと役に立てるはずだと思います。しかしこの言語バリアーは止めさせませんでした、だから能楽堂の整理のこともそして一番大切、このスタフ・ブログの演劇記事のおかげで私の学位よく使いました。仕事以外、能・狂言・琉球の踊りは演劇学者として見ることはうれしかった。日本の古典芸能は世界中に独特ので、体験してくれて良かったです。

能楽堂以外に東京の小学校と高校一つに訪ねました。ここで子供と青年もギリシャの文化の講座と会話をやりました、さらに日本の学校生活少し体験しました。学生は(小と高校生も)意外にギリシャに凄い興味があったので、少しびっくりしました。ねえ、知ってる?今年はギリシャ―日本の120年貿易周年です。

 

 

講座中

 

 

仕事と用事以外、日本にいるの生活性は確かに面白い。食事のお店、居酒屋、旅行、大好きなアニメ文化そして及びそれぞれのお店、これを子供の時から体験するのは夢みたいでした。アニメの店以外、素晴らしいな合ってる人々、友達、恋人、日本に合ってくれたのでよかった。

この手紙はさようならの手紙でした。綺麗な記憶、素晴らしい人々の出会い、そして何より横浜能楽堂の渡せた成長の機会。人間として、演劇学者としてそして経営学生として、心得からまことにありがとうございます。

Ευχαριστώ πολύ και αντίο.
-Φίλιππος Μοσχάτος

2019年08月17日 (土) 日常

わからなくてもいいよ!:古典とポストモダン公演観劇ガイド

横浜能楽堂では2019年3月から8月まで、ギリシャからのインターン、フィリポス・モスハトスさんを受け入れています。主催公演開催時はパンフレット配布などのお手伝いをしてくださっていますので、既に皆さんにお会いしているかもしれません。フィリポスさんはアテネ国立大学演劇学部の学生で、近代日本演劇の研究をしています。日本文化に興味を持ち、2014年から国立大学の言語学校で日本語の勉強を始めました。

フィリポスさんが来日以降に日本で観た演劇や、さまざまな文化について感じたこと、考えたことなどをこのブログで紹介してもらいます。なお、文章については本人が書いたものをそのまま掲載しています。今回はその5回目、いよいよ終わりに近づいてきました。どうぞお楽しみください!

 

 

ロメオ カステルーチの“Tragoedia Endogonidia”(私用写真).見ても全然理解できない。

原始的な理解の必要性。

皆さん、こんにちは!聞きたいことがあります:能楽公演、それともあるポストモダンの公演の直後に「全く理解できない」って何回家に帰ってきました?この感覚は思ってより一般的です。なぜなら「あ、公演はつまらなかった」、それとも「言葉なしと俳優の行動に意味はなかった」の公演はしばしば混乱させます。何かを十分楽しむのは、公演も日常生活の催しにも、全部理解する必要があります。人間をより自信と安全性を感じさせ、サバイバル本能は先史時代から現代の趣味や仕事に移動した。先史時代に何かを理解できない時に不安になった。なぜなら多分この「何か」はあなたのことを殺すつもりだった。人間の本能を消すするのは無料です。観劇に何かをわからない時に当惑気味な視線は顔に現れると、友達と同僚を会話する時に「あ、面白かったね!」って良く言ってます。この観念は、ポストモダン公演の場合、演劇監督の文明っぽいと「わざわざすごく意味深い」公演によって応援されています。理解できないようではちょっと違和感に感じさせる。でも安心してください!この違和感の感じを直す方法はあります!

 

国々の古典公演の場合。

前の記事に言われたけど、繰り返します:古典公演は見るより感じるがいいと思います。古代ギリシャ悲劇と喜劇、日本の能と狂言、フランスのモリエールの喜劇、イタリアの16世紀のコメディアデルアルテ、この古典芸能に隠すことは国々の祖先の世界への感謝とユーモアのセンス。悲劇と能の場合は精神的な儀式です、そして喜劇の公演には時代のいたずらです。私たちの先祖は、私たちと同じように、物事を混ぜることが好きだったからです。もちろん何の国の悲劇と喜劇の鑑賞方法は違う。狂言に観劇にいくとき、室町時代時代の「いたずら感じ」を抱けてください。イタリアの喜劇、それともコメディアデルアルテ(芸術喜劇)を見る時に16世紀のイタリアの宮殿、陰謀、誤解、星を越えた恋人たちを想像して感じてみてください。期間について何も知らなければ、それも大丈夫です。ゆっくり座って心を開き、俳優と演劇があなたを連れ去る。私を言及した他の国でも同じです。何も知らない時も、心を開けて、脳の目を閉じて、そして時代の精神を感じてください。現実的の芝居かそれとも現実的な映画のせいで少し難しいけど。。。

 

ポストモダン公演の場合。

ポストモダン公演の公演はちょっと微妙です。近代だから、儀式とかそう言うことがあんまりありません。それは、それらが現在の問題や状況について考えさせるために作られているからです、特別に「パーフォーマンス」というジャンル。「パーフォーマンス」って何であるかを正確に定義するのは難しいけど、私がそれを定義する方法は、「人々に様々な問題を認識させることを意図した出来事」となることです。このパーフォーマンスとポストモダン公演も考えすぎるなら多分わかんない。近代演劇の大学の墓性は2年まえそういった:「多くの場合、何が起こっているのか理解できません。体をリラックスさせ、心を開いてください。それが起こっている瞬間にあなたがあなたの目の前で見るすべてを推論しようとしないでください。ショーを終了し、家に帰り、シャワーを浴び、リラックスして翌朝考えてみてね」。この考え方かたは何の公演にも使うことができますけど、ポストモダン公演と「パーフォーマンス」の場合は絶対に不可欠です。それは調理されたばかりの食べ物を食べるようなものです。 舌が火傷を負い、味を感じることができなくなります。 しかし、少し時間を待ってると、食べ物の味を理解できるようになります。食べ物は美味しいかどうかは人によってと思います。公演と同じことです。食べ物がおいしいかどうかは、シェフ(監督)の素材(俳優)と顧客(観客)の味に依存します。

 

あとがき:心の理解力

強調したいことがただ一つ。じぶんの心得の直感を信じてください。公演の好き嫌いのポイント良く説明することができないので、大丈夫です。これは評論家の役名です、そして評論家も自分自身で公演を理解していません。自分の主な直観を信頼るなら、ゆっくりなにを見ても考えらず楽しむことができます。

トップにもどる